Q:そうでした。お寺というのは本来人に集まっていただくための建物でしたね。失礼しました。これから興正寺別院を訪れる方は、今日見たその風景が1年後には素屋根やシートに覆われたものに変わり、そして10年後には新たな姿に生まれ変わっているという、時の流れに思いを馳せながら見ていただくことをお勧めします。そして、たとえ内部に入られなくても、山門のところでそっと手を合わせて心穏やかになっていただきたいですね。保存修理事業についてのパンフレットは山門前に配置してありますので、どうぞみなさんお気軽に手に取って概要をご覧になってください。ご寄進もまだ受付けなさっています。